試合で勝つためにはコレをするべき!
ソフトテニスの選手ならだれでも「試合に勝ちたい!」と思うでしょう。
地道に練習するのが一番ですが、練習にもコツがあります。
やみくもに練習するよりも、少しでも勝率があがるように練習した方が効率はいいですよね。
今回は試合で勝つためのコツを厳選してお話しします。
試合に勝つ方法はある?
ソフトテニスはスポーツなので、残念ながら
「これさえやれば100%勝てる!」
という方法はありません。
ここでお話ししていくのは「勝つ確率を上げる方法」です。
一つ一つはたいしたことないですが、それを積み重ねることで安定して勝っていけるようになります。
劇的にレベルアップするという魔法なんてないですからね^^;
以下で紹介する方法を積み重ね、勝率を上げていきましょう!
無意識で打てるようになろう
安定して勝つために外せないのは、何と言っても正しい打ち方です。
正しい打ち方をしている方が、当然ミスは少なくなります。
なので、基本練習では正しいフォームを身につけていきましょう。
以下でフォームの教科書というのを配布していますので、フォアのフォームがよくわからないって方はぜひダウンロードして読んでみてください。
打ち方については教科書に書いたので省きますが、最終的にフォームで目指すべきなのは…
無意識で打てるようにすることです。
一生懸命フォームを意識して練習している方も多いと思いますが、フォームを意識しているうちはなかなか試合で勝てません。
フォームの教科書で解説している「自然な体の使い方」を軸にして、意識しないで打てるフォームを身につけていきましょう。
そのためのトレーニング方法も紹介していますので。
無意識で打てるようになれば、
- 相手を観察する
- 次の展開を予測する
- フェイントをかけて揺さぶる
といったことができるようになり、戦略を考えながら戦えるようになってきます。
なので、体の正しい使い方を覚えて
「無意識で打てる」
っていう状態を目指していきましょう。
ピンチの時はつなげ!
「全然試合に勝てない」
という方は攻めと守りの区別がついていない場合が多いです。
例えば…
「シュートボールを打たれて体勢が崩れた状態で、カウンターを狙う」
という場面で、結局ミス。
前衛なら、
「体勢が崩れたけど、できるだけ勢いのいいスマッシュを打ちたい!」
って状況で、力んでミス。
だれでも経験あると思います。
うまい人の試合を見て勉強している人ほどそういうプレーをしてしまいがちです。
たしかに速いボールを速く返したり、勢いのあるスマッシュをズバッと決めるのはカッコイイですが、それでミスっては意味がありません。
これからは体勢が崩れたら、ロブでつなぐようにしましょう。
前衛は、後衛前でもいいので、ゆるめにスマッシュを打って次に備えましょう。
(単純に考えると)ソフトテニスはミスが少ない方が勝ちますので、つないで次のボールで攻めた方がいいです。
もしかしたら、次のボールで相手がミスってくれるかもしれませんからね。
なかなか勝てない人は、ピンチの時に一か八かで打ってミス…というのが目立ちます。
そこで流れが悪くなって逆転負け、というもったいないパターンが多いです。
まずはこれをなくしてください。
打てる時は遠慮なく打ったらいいですが、「ヤバイかも」と思った時はつなぎましょう。
これは、ふだんのラリーで意識してください。
いきなり試合でできませんので。
体勢が崩れたときは、とっさにつなぐ練習をしておいてくださいね。
特に、ラリー練習ではシュート合戦に夢中になってしまう人が多いですが、シュートと同じぐらいロブも積極的に使うようにしましょう。
試合で使う練習をしていますか?
さっきの話は具体的な例ですが、それ以外のプレーも見直しましょう。
カッコよさとか、気持ちよさを優先させて、試合で使わないプレーばかり練習していませんか?
まぁそういう練習もたまには必要ですが、試合で使わないプレーばかりでは実践で使えません。
例えば、前衛なのにシュートボールばっかりのラリーをしていませんか?
前衛なら、前に出ることを想定したラリーをしましょう。
後衛なら、トップ打ちを全力で打ってネットしていませんか?
試合本番ならどんなプレーになるかイメージして、試合のための練習をしましょう。
練習中ちょっと立ち止まって、
「それ、本当に試合でするのか?」
と自分に聞いてみてください。
これ、重要ですよ。
経験を積もう
うまい人というのは試合慣れしています。
しかし、勝てないチームではそもそも試合や練習試合が少ない場合が多いです。
そんな場合は以下の方法を試してみましょう。
ゲーム練習を真剣に
ふだんのゲーム練習やサーブレシーブ、ラリーでも試合を想定して練習しましょう。
練習だからと言って好きなように打っているだけでは、試合で使えるチカラはつきません。
試合では好きなように打てませんからね。
ラリーでも前衛がいると想定して打たないといけません。
こう考えるだけで、試合で使える実力がついてきます。
たかがサーブレシーブ練習であっても、
「あと1点取られたら負け」
と常に自分に言い聞かせてコートに入りましょう。
試合が少ないのなら、試合だと勘違いするぐらい練習で集中してください。
市民大会に出る
どこの町や市でも、ソフトテニスの市民大会が行なわれています。
参加資格はそれぞれですが、年齢制限がない大会もあります。
自分の地域の大会を調べてみて、参加できるものを探してみましょう。
部活などで試合が少ないのなら、自分から参加していくしかありません。
もしかしたら一般のサークルに所属しないと出られないかもしれませんが、暖かく受け入れてくれる所が多いので気軽に連絡してみましょう。
練習も日曜日のみのところが多いので、そういう活動に参加するのもいいと思います。
知識を増やそう
経験もそうですが、知識の量も大きく関係していきます。
打ち方とかフォームの知識ではなく、幅広いソフトテニスの知識です。
例えば、
- 練習での考え方
- 戦略の作り方
- 強くなる練習法
などの知識ですね。
そもそもここの考え方が間違っていると、効率の悪い練習になります。
チームメイトに強い人がいれば自然と正しい知識が身についていきますが、まわりにそういう人がいないなら自分で知っていく必要があります。
知識を増やす方法をいくつか紹介します。
- ソフトテニスマガジンの活用
- 硬式テニスの情報雑誌
- ネットでの情報収集
ソフトテニスマガジンで勉強
一番有名なのはソフトテニスマガジンです。
書店で1冊1000円ぐらいで売っています。
ただ、毎月でていますので1年で12000円…
というお金との相談になってきますね。
1か月1000円が安いか高いかは、中身を確認して判断してください。
硬式テニスの情報雑誌
硬式テニスの情報雑誌やYoutube動画も参考になります。
硬式テニス用の情報なので、ソフトテニス用に考え直さないといけませんが…
違った考え方を勉強できるので参考になりますよ。
硬式テニスは本がたくさんありますし、Youtubeで戦略を解説している人も多いです。
情報が合っているか間違っているかの判断は必要ですが、ソフトテニス以外の知識を身につけていくと新しい発見がありますよ。
インターネットでの情報収集
あとはインターネットでの勉強です。
僕のサイトは基本ばっかりですが、勝ち方については会員限定でやっています。
ソフトテニスマガジン1年分より安くしていますので、情報収集にあまりお金をかけられない方にオススメです。
ネットで勉強するなら、オススメのサイトは以下ですね。
話のレベルはやや高いですが、実戦向けです。
前衛だけでなく、後衛の方も読んでおくことをオススメします。
ここ以外で信頼できる知識が手に入るサイトは、(現時点では)他に知りません…
まとめ
こういう方向性で練習をしていくと、練習の効率は上がってきます。
「練習しても全然勝てない…」
という方は、このあたりができていないことが多いです。
才能がないという訳ではなく、やり方や考え方がちょっと違うだけです。
今まで取り組んでいなかったことがあれば、ぜひ練習に取り入れてみてください。