試合でボレーに出られない時の練習法
2017/04/26
練習ではボレーできるのに、試合になると1本もとれない・・・
実は原因は1つです。
今回は、前衛で「試合で動けない」というお悩みを解決します。
1分ソフトテニス
1分で解説しています。
大事なところだけ知りたいなら動画を、詳しく知りたいなら続きをお読みください。
ボレーに踏み出せない理由
ボレーに出られない理由は1つです。
「ボレーの逆に打たれるかもしれない」
という迷いです。
迷いがあると動きが鈍くなります。
迷いが強すぎると動けません。
思い切って踏み出せたとしても、1歩目が遅れますのでボールにさわれません。
迷っているうちはボレーできないのです。
迷いを捨てる
試合でボレーに出るには、迷いを捨てないといけません。
迷いを捨てるには・・・
コースを絞ればいいのです。
迷うのは
- クロスかもしれない
- ストレートかもしれない
- ロブかもしれない
と考えてしまうから。
前衛は相手とのキョリが近いので、全部カバーできません。
迷っても全部カバーできないのだから、
「クロスにくる!」
と決めつけてボレーに出ればいいのです。
反対側は捨ててください。
クロスだけ狙えば迷いはなくなります。
ポーチボレー(ランニングボレー)練習ではだいたい同じところにあげボールがきますが、その感覚でボレーに出たらいいのです。
抜かれるのに慣れる
抜かれるのを怖がっていては、迷いは完全に消えません。
抜かれても「取り返せばいい」と思えるぐらいボレーにでて、そして抜かれましょう。
前衛は抜かれてもいいのです。
それ以上にボレーで点を取ればOKです。
はじめはすべてのボールに触る勢いで、とにかくボレーに出ましょう。
違う所にきたらどうするの?
クロスに決めたとしても、ピンポイントでそこにきません。
思っていたところより近かったり遠かったりします。
そこまではさすがに読めないので、誤差はなんとか対応します。
とりあえず慣れるまでは手だけ出して、できるかぎり触りましょう。
クロスにでてストレートにきたら、どうしようもないですね。
前衛は真逆に打たれたらどうすることもできません。
それは相手の読みがあなたを上回っただけです。
次はその「読み」を磨く、
つまりコースを見極める方法を1つ紹介します。
コースを見極める方法
さっき、
『はじめはすべてのボールに触る勢いで、とにかくボレーに出ましょう』
と書きました。
全部触るつもりでボレーに出ていると、
- ボレーできるとき
- 抜かれるとき
の2通りあることに気づきます。
その違いに気づいたら、ある程度コースを見極めることができます。
もしあなたが、
「その違いが分からないからボレーに出れないんだ!」
と思ったなら、僕はこう言います。
「ボレーに出れば違いが分かるようになる」
ボレーに出ないから違いに気づけないのです。
抜かれてもいいから、
- ボレーできるとき
- 抜かれるとき
の2パターンを体感してください。
見ているだけでは絶対分かりません。
まとめ
ボレーに踏み出せないときの対処法は
「コースを1つにしぼって思い切って出ましょう」
これだけです。
はじめからコースをガンガン読める人はいません。
とにかくボレーにでて、抜かれてから考えましょう。
そうすればもう「試合で動けない」とはなりません。
もしさわってもミスが多いなら、そこから基本を練習していけばいいのです。