ファーストサーブの勘違い
2018/05/12
ファーストサーブを打つとき、何を考えていますか?
今回は、とある強豪大学で教え込まれているファーストサーブの注意点を内緒で紹介します。
大学名は伏せていますが、この情報は公開していいかどうか確認をとってません。
なので、一応内緒ということで。
速さが大事?確率が大事?
硬式テニスの試合を見ていると、強烈なファーストで点をとっていきますが、ソフトテニスではそうはいきません。
硬式と違って、ネット付近で急激に速度が落ちるので、なかなかエースはとれません。
しかも、セカンドになると相手が強気になって、不利になることが多いです。
なので、強烈なサーブを打っても、デメリットが大きいのです。
まずそこを理解しておきましょう。
理解したうえで、ソフトテニスでは確率が重要になります。
エースが取りにくいので、多少ゆるいサーブでもファーストを毎回入れてプレッシャーを与えていくのです。
ゆるくてもファーストサーブが毎回入ると、かなりのプレッシャーになります。
ゆるいサーブでもいいの?
プッシュサーブのような、当てるだけのサーブはファーストサーブには向いていません。
しっかり振り抜きましょう。
そうすれば、ゆるくてもプレッシャーを与えられるサーブになります。
エース狙いのサーブより、確率重視のサーブを目指しましょう。
なんでプレッシャーを与えられるの?
みんなファーストは速い、セカンドは遅いと思い込んでいます。
つまり、レシーブ側からすると、「ファーストは守り、セカンドは攻め」と脳が記憶しているのです。
なので、遅いファーストでも、攻められているような感覚になるのです。
あなたも、ファーストはなるべくフォールトになってほしいと思ってませんか?
なので、毎回ゆるくてもファーストが入るだけで、プレッシャーを感じるのです。
どうやってゆるく打つの?
フォームは一緒です。
ただ、速く打とうと思わずに、できるだけチカラを抜いてしっかり振り抜くのです。
だいたい50%~70%ぐらいのチカラで打ちます。
慣れるとセカンドを上から打ってもダブルフォールトをほとんどしないぐらい入りますので、練習あるのみです。
サーブのコース
サーブのコースはほとんど決まっています。
後衛側なら、レシーブで角度をつけにくいセンターに打ちます。
けん制狙いでクロスに速いサーブを打つこともあります。
その場合だけは、エースを取りにいくつもりで速く打ちます。
前衛側ならネットから遠くなるように、逆クロスへ打ちます。
けん制として、たまにセンターに打ってもいいでしょう。
まとめ
以上がファーストサーブの注意点です。
エースをとるのはカッコイイですが、ソフトテニスでは難しいと思います。
なので、確率重視でいく方がいいでしょう。
今回の考え方はとある強豪大学の監督から聞いた話で、実際に僕もそう思っていますが、絶対ではありません。
結局はそれぞれの考え方次第なので、あなたが正しいと思うやり方を採用してください。