前衛のポジション徹底解説!【ソフトテニス】
「ポジションをとれ!」と言われても、そもそもポジションにちゃんとした決まりはありません。
今回は前衛のポジションの考え方を説明します。
基本をしっかり覚えて、そのあと自分のポジションを見つけるようになりましょう。
動画で解説!
まずは動画をごらんください。
その下では考え方などをまとめています。
前衛の基本ポジション
まずは基本ポジションを紹介します。
そのあと、攻めのポジションと小ワザのお話をしていきます。
クロス展開のポジション
クロス展開では片面サービスコートの1/2 のところにポジションをとります。
逆クロスも同じです。
これより外側に行くと後衛の負担が増えてしまうので、 あまり外に寄りすぎないようにしましょう。
ストレート展開のポジション
ストレート展開では片面サービスコートの1/3 が基本です。
センターラインよりも1~2歩内側にポジションをとりましょう。
サイドが空いているように見えますが、実際は打てる幅は小さいです。
思い切ってセンターラインの内側に立ちましょう。
後衛に合わせてポジションをとる
上のポジションは基本です。
相手の後衛が動けば、ポジションも変わります。
なので、いつも決まったポジションというのはないです。
前衛はコートの中心にいるので、後衛ほど大きく動かなくていいです。
後衛が3歩動いたら、前衛は同じ方向に1~1.5歩動きます。
もしトップ打ちやパッシングがきそうなら、半歩~1歩外側にポジションをとるといいでしょう。
ポジションの基本はこれだけです。
これから先は僕の考えをお話しします。
攻めるポジション
前衛は後衛にプレッシャーをかけないといけません。
なので、好き勝手打たせないためにも、ポジションを工夫してジャマします。
上で紹介したポジションばかりでは、後衛はそんなにプレッシャーを感じませんので。
(もちろん基本は大事です)
オススメは1歩内側にとるポジションです。
相手後衛と自分のコートとのセンターマークを結んだ線上が目安です。
クロス展開
ストレート展開
ちょっと後衛の気持ちになってみてください。
こうなると立っているだけでプレッシャーを与えることができます。
(壁打ちで紹介しているのでちょっとイメージしにくいですが・・・)
ふつうのポジションと比べて、印象が違うと思います。
内側に立たれると、めっちゃ気になります。
なので、ボールに集中できずにミスが増えてしまうのです。
するとボレーしなくてもポイントがとれるようになります。
ストレートを抜かれない?
「ハイ。ストレートを抜かれます。」
だからそれをボレーでとめないといけません。
くるのが分かっているので、とりやすいですよね?
とれないなら練習してとれるようにしましょう。
一回ストレートを止めたら、同じコースには打ちにくいです。
次はクロスか、ロブで逃げてきたところを狙うといいでしょう。
その他の小ワザ
前衛はかけひき、つまり心理戦が大きなお仕事です。
カンタンに言うと、後衛の心を揺さぶればいいのです。
そうすれば打たれ放題にはなりません。
ですが、ふつうのプレーばかりしていても心を揺さぶるのは難しいです。
「そうくるの!?」
と思わせるプレーも混ぜていくといいでしょう。
「そうくるの!?」という小ワザもいろいろ考えて、試してみよう。
例を3つ動画で解説しているので、ここでは省きます。
まとめ
今回は前衛のポジション取りの基本と、1歩攻めたポジション、そして小ワザを紹介しました。
- 相手からどう見えるのか?
- どのコースに打たせたいのか?
- どんなボールを打たせたいのか?
など、相手の気持ちになって考えると、自然とポジションはとれます。
後衛はあなたのポジションを見てコースを考えます。
カンタンに打たせないようにポジションをとりましょう。