ファーストサーブのテイクバックまとめ
2016/10/04
サーブのラケットの引き方は大きく分けて3種類あります。
3種類のテイクバックを動画で解説し、その特徴も紹介していきます。
ぜひ自分に合うテイクバックをみつけてください。
動画で解説!
実際のテイクバックの動きは動画じゃないと伝わらないので、まず動画をごらんください。
その下ではポイントをまとめています。
テイクバックの種類
サーブのテイクバックは
- 上からかつぐ
- トスの前から構えておく
- 下から円を描くように引く
の3種類です。
細かく分ければもっとあるのでしょうが、そのあたりは自分の気に入るテイクバックならOKです。
大事なのは打つ瞬間のカタチだけです。(それは後で説明します)
すでにテイクバックが決まっていて、タイミングやバランス、リズムが取れるならわざわざ変えなくていいです。
まだテイクバックが分からない、今のテイクバックに違和感がある、という場合は参考にしてもらえればと思います。
上からかつぐ
一番シンプルですね。
ふつうにかつぐだけです。
動きが少ないので、比較的やりやすいと思います。
トスの前から構えておく
トスをする前の、サーブの構えの時点で引いておく方法です。
動きは最小です。
ですが、僕はあまりオススメしません。
はじめからずっとかついでいると、
- タイミングがとれない
- チカラが入る
- 自然な動きができない
というデメリットがあるからです。
初心者にはやりやすいかもしれませんが、後々成長が止まっちゃうかもしれません。
下から円を描くように引く
僕のテイクバックはこれです。
実際の動きは動画でご確認ください。
やや複雑な動きに見えますが、慣れるとリズムが取りやすいです。
トスが低いとテイクバックが終わる前にボールが落ちてくるので、少し高めにトスを上げましょう。
大事なのはリズム・タイミング
3種類のテイクバックを紹介しましたが、大事なのはリズムとタイミングです。
リズムとタイミングが合うならどれでもOKです。
あとリラックスできるかどうかも大事ですね。
いろいろ試してみて、合うものを選びましょう。
テイクバック後のカタチに注意
どのテイクバックだとしても、テイクバック後(打つ直前)のカタチは同じです。
そう、ツイストロックですね。
何それ?って方は以下のページをごらんください。
打つ直前にこのカタチならそこまで変なサーブにはなりません。
テイクバックはあくまでリズム・タイミングをとるための動きですね。
ちなみに、ツイストロックのカタチになった時はラケットは立てていてもいいです。
しかし、打つ寸前はラケットヘッドが下がるようにしましょう。
そのためにリラックスして脱力しておく必要があります。
だからテイクバックの時点でリラックスするために、自分に合うかどうかっていうのが大事になるわけですね。
テイクバックで脱力していれば、打つ寸前にラケットヘッドが下がります。
こんな構えになってませんか?
間違った例を2つ紹介します。
よくあるパターンです。
ダメな例1:手と耳が離れすぎ
バンザイしたような構えでは、まったくチカラがでません。
ツイストロックのところで構えを見直しましょう。
手と耳はある程度近づけてください。
ダメな例2:ラケットが上向き
手と耳が離れているのも問題なのですが、このようにラケットが立ったままスイングするのもパワーが出ません。
全身の力を抜いて、ラケットを垂らすようにしましょう。
テイクバックが見つかったら
自分に合うテイクバックが見つかれば、前やったトスや体重移動と合わせましょう。
その動きを合わせれば、サーブのフォームは完ぺきです。
全身でトスを上げる方法というところで説明しましたが、すべてが一つの動きになるようにしましょう。
一つ一つの動きがバラバラではいいサーブが打てません。
ここまでの内容を一つの動きにまとめましょう。
そうすれば、残るはスイングだけですね。
まとめ
テイクバックに決まったカタチは特にありません。
- 自分に合う
- タイミングやリズムをとりやすい
- リラックスできる
そういうテイクバックを見つけましょう。
テイクバックが終わったらツイストロックになっていることを確認しておきましょう。