上達のスピードを3倍高める方法
2016/07/26
日々ソフトテニスの練習をしていると考えてしまうのは、
「本当に上達しているの?」ということ。
最速で上達する方法を知っていれば、安心して練習できます。
今回はいつどのように成長するのか解説します。
成長線
スポーツは毎日同じように成長しません。
成長したり、ヘタになったり、調子がよかったり悪かったり・・・
を繰り返して上達していきます。
極端にヘタになったときは、スランプといいますね。
スランプの脱出法に関しては別の記事で書いてますので、以下のページをごらんください。
いつ成長するのか?
毎日うまくなったりヘタになったりして、少しずつは成長しています。
しかし、本当に少しずつです。
一番大きく上達するのは、
- コツをつかんだとき
- 限界をこえたとき
なのです。
コツをつかんだとき
ふとしたきっかけで感覚をつかんだり、コツを発見したときに、グンと成長します。
ただし、いつコツをつかめるか分からないので、コツコツ練習を重ねるしかありません。
限界をこえたとき
キツい練習をしたり、たくさんラリーをしたりして限界に挑戦すると成長します。
疲れきっていると余計なチカラが抜けるので、一番いい動きを見つけやすいからです。
大きく成長するとき
上の2つの成長の様子をグラフにしてみました。
上に行くほど上手になり、右にいけば時間がたちます。
このように上手になったりヘタになったりを繰り返して、少しずつ成長していきます。
少しグラフに書き込みます。
練習していると、すごく調子がよくて、いつも以上にいいボールが打てるときがありますよね?
そういうときは大きく成長しているときで、グラフの赤の矢印のときです。
残念なことに、調子がいいのはずっと続きません。
青矢印のように、1週間もすると戻ってしまいます。
ですが、きっちり元に戻るわけではありません。
元に戻ったと感じるだけで、少し成長しているのです。
この少しの成長の積み重ねで上達していきます。
最短で上達するには?
コツをつかむのを待つのではなく、限界を超えて無理やり成長したらいいのです。
カンタンにできる方法としては、毎日の練習で、毎回少しだけ限界をこえる方法です。
たとえば、
ラリーでしっかり腰を落として打っていても、しんどくなると棒立ちになってしまいます。
そんなときにグッっと耐えて、腰を落としてください。
「もういいや」と思ったところから、もう少しガンバりましょう。
こうすることで、グラフの赤矢印がやってくる時間が短くなり、回数も増えます。
自分を信じる
最後にお伝えしたいのは、自信をもとう、ということです。
「ムリ」とか、「どうせ」とか言っていると、心が勝手にブレーキをかけてしまい、上達が遅くなります。
「うまい!」「センスがある!」など普段から自分をほめて、いい方向に勘違いしましょう。
まとめ
成長は目に見えないので、なかなか実感できません。
コツコツ練習を重ねるしかないのです。
ですが、限界にチャレンジすることで、成長の機会を増やすことはできます。
上達のスピードをさらに早めるために、毎日少しずつ限界をこえるようにするといいでしょう。
あまりムリに限界をこえると続かないので、続けられる範囲でOKです。