セカンドサーブを安定させる方法
2016/08/21
以前セカンドサーブの基本とコツについてお話ししました。
まだ見ていない方はそちらもご覧ください。
今回は追加で安定させる方法をご紹介します。
安定させるポイント
今回の記事と同じ内容を動画でも説明していますので、どちらでもお好きな方を利用してください。
安定させるポイントは、
- 大きく振らない
- 手首を動かさない
- 膝を柔らかく使う
- タッチ感を身につける
の4つです。
一つずつ説明していきます。
大きく振らない
セカンドサーブは遠くに飛ばす必要がないので、ブレないように、できるだけ小さくラケットを振ります。
まず、テイクバックはコンパクトにします。
そして、インパクトの瞬間にグッと握って、ラケットを止めます。
上の写真のあたりでラケットを止めます。
振り切らずに止めることで、カットもかかるようになります。
ラケットの面を残して、面が裏返らないようにしましょう。
手首を動かさない
セカンドはカットをかけるのが常識となっていますが、かけすぎると不安定になります。
特に手首を動かしてカットをかけてはいけません。
手首は固定して、押し出すようにしてカットをかけましょう。
膝を柔らかく使う
「セカンドサーブの基本とコツ」でも説明しましたが、膝を曲げ、軽く踏み込んで打ちましょう。
腕だけで振ってしまうとちょっとしたチカラの入り具合でミスしてしまいます。
軽く踏みこんで、体で押し出すように打ちましょう。
セカンドはサービスコートまで飛ばせばOKなので、リラックスして打ちましょう。
タッチ感を身につける
セカンドサーブだけでなく、ソフトテニスで大事なのが「タッチ感」です。
タッチ感とは、手のひらでボールを触っているかのような感覚のことです。
セカンドサーブやドロップショット、ゆるいボールを打つ時に必要です。
ラケットで打つのではなく、手のひらで打つ感覚を身につけるとセカンドサーブは安定します。
タッチ感の身につけ方
タッチ感はカンタンにいうと「慣れ」です。
基本的にはたくさん練習すると勝手に身につきます。
ですが、ここではもっと早く感覚を覚える方法を紹介します。
遊ぶ
まじめに練習するのはすばらしいことですが、たまには遊ぶのがオススメです。
遊びの中で身につく感覚はたくさんあります。
遊び1
ボールを地面に落とさないようにラケットの上でポンポン打つ遊びがありますが、そのときにカットをかけてみてください。
10回20回カットをかけながら、上向きに玉つきしてみましょう。
カットの感覚と、ラケットにボールがはりつく感覚を身につけてくださいね。
遊び2
カットサービスを打ってみましょう。
インドアの大会でよく見るような、思いっきりカットをかけたサーブです。
参考動画はコチラ↓
打ち方は別ページで解説しましたので、以下のページをごらんください。
ポイントはボールの表面をうす~く切り取るような感じで打つことです。
このカットサーブがだいたい打てるようになれば、タッチ感が身につきます。
まとめ
今回はセカンドサーブを安定させるポイントを4つ紹介しました。
特にタッチ感を覚えるとセカンド以外の技術もあがりますので、ぜひたくさん遊んでタッチ感を覚えてみてください。
コツを覚えたら、あとは練習あるのみです。
がんばってダブルフォールトをなくしましょう!