試合中にできるリラックス法
2016/07/25
試合は緊張しますが、必要以上に緊張すると実力がだせません。
今回は試合中でもできるリラックス法を紹介します。
緊張で血が止まる
緊張しているときというのは、
- 呼吸が浅くなって低酸素状態
- 血管が縮こまっている
- 体に余計なチカラが入っている
という状態です。
この状態を解消すると緊張をほぐせます。
そのためには・・・
- 深呼吸する
- ジャンプする
- チカラを入れてリラックス
の3つがあります。
深呼吸する
緊張しすぎると頭がぼーっとして、頭の回転が遅くなります。
それは呼吸が浅くなって、脳に十分に酸素がいってないからです。
しかも、心臓が余計にガンバるので、必要以上にドキドキしてしまいます。
そんなときには深呼吸です。
大きく深呼吸を3回して、体に酸素を入れてあげましょう。
ジャンプする
緊張すると交感神経が働きすぎて筋肉がガチガチにかたまります。
そんなときは100%脱力して、軽くジャンプします。
ボクシングや陸上なんかで小刻みにジャンプしている感じです。
すると胃や腸が体の中で揺れ動いて、副交感神経が高まるのです。
そうすることでムダにかたまった筋肉がほぐれ、緊張がやわらぎます。
チカラを入れてリラックス
緊張すると手や足の先に血がいかなくなります。
その結果、緊張で手足がふるえたり、いつも通りの動きができなくなるのです。
この原因は上と一緒で、筋肉がかたまって、血が通りにくくなっているからです。
ジャンプしても治らない場合は、逆にチカラを入れてあげるといいです。
どういうことかというと・・・
筋肉はある一定以上縮こまったら、ゆるもうとします。
その動きを利用します。
やり方はカンタン。
- 手足の先から体の中心に向かって、ゆっくりと順番にチカラを入れていく
- 全身にチカラがはいったら、3秒そのまま
- そのあと一気にチカラを抜きます
そうすると手足の先まで血が流れる感覚が分かると思います。
試合中緊張しすぎだと思ったら試してみてください。
ストレッチする
チェンジコートのときにしかできませんが、一番いいのはストレッチです。
試合前などに緊張をほぐしたい場合は、ゆっくりストレッチするといいでしょう。
ゆっくり筋肉を伸ばすようにストレッチすると、余計なチカラが抜けます。
すると全身がリラックスできるので、緊張がやわらぎます。
息を大きくはきながら、ムリのない程度に伸ばしましょう。
勢いをつけて伸ばすと筋肉が壊れてケガをするので、ゆっくり伸ばしてください。
まとめ
今回は試合中にできるリラックス法について説明しました。
当たり前すぎて面白くなかったかもしれませんが、
- 深呼吸する
- ジャンプする
- チカラを入れてリラックス
の3つは人間の体からしても、有効な方法です。
試合で緊張した場合はこの方法を使ってムダなチカラを抜きましょう。